妻のコンプレックスと夫のフェチシズム/59番目のマリアージュ

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59番目のマリアージュ
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実は、姉妹サイトAMの連載の担当もアサシン嬢なのだ。

AMの最新記事では、「付き合う気はないけど恋人ごっこは楽しみたい」という男に痛い目に遭った女子の話を書いた。

それに対して「自分も同じような目に遭った!」と共感の声が寄せられたうえ、アサシン嬢から「記事にリンクされた『完全復讐マニュアル』が引くほど売れてます」との報告をもらった。

 

『完全復讐マニュアル』の表紙には「やられたままでは済まさない!」の文字が踊り、「裏切った恋人の戸籍を汚す」「パワハラ上司のPCを再起不能に」など小気味良いアイデアが並んでいる。

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私も「恨んでる相手のノートPCにカマキリの卵を挟む」といった復讐案を考えていきたいと思う。

なんにせよ、「やられたままでは済まさない!」と闘気を発することで、ろくでもない男に狙われるリスクは減らせるだろう。

 

アサシン嬢のメールにも『クズ男って本当に相手を選んでますよね。私は腹にダイナマイトを巻きつけてでも復讐するタイプなので、意外とこの手の男に引っかかったことはないんです』と書かれていた。

 

続けて『傷つけても抵抗してこないだろう、と舐められるのが一番腹が立ちます。女性だとそういう判定を受けることが多いですよね。街中でもオッサンにわざとぶつかられたり、からまれたり…そうやって見た目で舐められないために、タトゥーを入れることを検討中です』とあった。

 

BLを愛する彼女には、ぜひ額に「腐」の文字を刻んでほしい。そしてモヒカン&トゲ肩パットで武装腐軍団を結成して「ヒャッハー!!」とカマキリの卵の採集に出かけてほしい。

 

私事だが先頃、バーで酔って記憶をなくした。翌日、同行した友人に「私なんて言ってた?」と聞くと「『汚物は消毒だ―!!』って言ってたよ」とのことで、我ながらブレない姿勢だ。

“いつも心にモヒカン&トゲ肩パット”を標語に生きている私は、いわゆるオラオラ系と付き合ったことがない。

 

一方、世の中にはオラオラ系とばかり付き合う女子もいる。

 

先日もバーで飲んでいたら、「オッス!オラ、オラオラ系!」と自己紹介しそうな男が彼女連れで入ってきた。しばらくすると男は「お前のそういうところがダメなんだよ!」と彼女を罵倒しはじめ、私の額には「怒」の文字が浮かんだが、その彼女はしくしくと泣き出した。

 

男は泣いている彼女を「いい加減にしろよ!」と怒鳴りつけ、私は「お前こそええ加減にせえよ!」とスピリタスを口に含んで「汚物は消毒だ―!!」と火を吹きたかったが、きっと自分の顔面が火だるまになり、ジャギのマスクをかぶる羽目になっただろう。

結局、見かねたマスターが仲裁に入って、そのカップルは店を出て行った。

 

その後、マスターは「あの二人、いつもああなんですよ」と言っていた。

二人にとって喧嘩は前戯で、店を出た後、そこらの路地裏で立ちバックとしゃれこんでいるのかもしれない。

 

私はあんな男と付き合うぐらいなら、「オッス、オラ無職!」と自己紹介する男の方がマシだ。あの手のモラがハラッた男とばかり付き合い、まともな優しい男を好きになれない女子は、「また怒鳴られるかも、罵倒されるかも」というドキドキ感を恋と錯覚しているのか。

ジャンクフードの刺激に慣れると、薄味の和食を食べても「こんなの味がしない」と感じるようなものかもしれない。

 

そういう女子が「オラオラやモラハラはもう沢山!」と思うなら、額に「凶」や「暴」といったタトゥーを入れるといいだろう。

「ウホッ!ガタイのいい男」

 

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