種族を越えた家族とわくわく動物ランド/59番目のマリアージュ

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我が家に新しい家族が?

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以前のコラムに登場した蛇オタク氏から「僕の知り合いに、蛇を百匹飼っているご夫婦がいます」とのメールをいただいた。楳図かずおの『へび女』を連想させる話だが、そこまで蛇愛の強い夫婦にとっては、蛇は我が子なのかもしれない。

 

もし私が好きな男から「実は俺、蛇を百匹飼ってるんだ」と言われたら…と想像すると、ショックは受けるだろうが「彼にとっては家族なのだな」と受け入れると思う。

だが周りの女子にヒアリングすると「一匹でも蛇は無理!」という意見が多かった。「カギをかけた専用の部屋で飼っても無理?」と聞くと「自分の家に蛇がいると思うだけで、落ち着いて住めない」という。

 

蛇が苦手な人は多いようで、蛇オタク氏の婚活が難航するのもわかる。ちなみに彼の父上は、拾ってきた子カラスを飼育していたそうで「可愛がってたカラスが死んだ時、親父はショックのあまり一週間会社を休みました」とメールにあった。

 

カラスと蛇のいる家。近隣から「あの家は黒魔術をやってる」と噂されそうな気もするが、カラスは頭がいいことで有名だ。

女友達はベランダで栽培しているトマトをよく盗られていた。カラスは青いトマトは不味いと知っていて、赤くなるまで待つらしい。そこで熟れる前に収穫したところ、激怒したカラスにスカパーのアンテナをつつかれまくったという。

彼女は「カラスに顔を覚えられて、外出しようとしたら追いかけて来て、低空飛行で頭ギリギリを飛んできたりストーキングされてる」と嘆いていた。

 

その話を夫にすると「だったら鷹を飼えばいい」と返された。

 

夫「俺も鷹匠に憧れているが、鷹を飼うのは大変だからな」

私「まあマンションで飼うのは無理だよね」

夫「なのでカラスを飼いたい」

私「おまえも飼いたいのか」

夫「田中角栄のモノマネを教えたり、あとは鬼太郎みたいに空を飛びたい」

私「しかも何匹飼う気なのか」

 

そんな夫は小学生の時、拾ってきた瀕死の子コウモリを世話して、自然にかえしたらしい。「ほんとに鳥が好きなのねえ」と感心すると「コウモリは鳥類じゃなく哺乳類、そんなことも知らないなんて頭は大丈夫?」と心配された。

 

「コウモリとかカラスとか冗談じゃねえ、おまえこそ頭大丈夫か?」と返したい奥方もいるだろうが、私自身も中二病を引きずる身。コウモリやカラスは魔界の使者っぽくてカッコいいし、ダンテとネロと名づけたい方だ。

おまけに人造人間16号萌えなので、動物を愛するマッチョは好みのど真ん中、つまり夫婦はマッチングという話である。

 

余談だが、というか当コラムは余談で成り立っているのだが、私の好みど真ん中のBLは「美少年がムチャクチャされるやつ」だ。

過去に読んだ中でも「相当ムチャクチャしよんな」と戦慄したのは、アラブの奴隷として売られた美少年が、ラクダやダチョウや蛇に犯されて、アナルがわくわく動物ランド状態になる作品だ。

触手にムチャクチャされる系の作品も多いが、あれは江戸時代のタコにムチャクチャされる春画が元ネタなのだろうか(ちなみにイカは吸盤に爪が付いているため、プレイは避けた方が無難らしい)

 

夫は昔から「タコを飼いたい」とも言っていた。タコ界では「サッカーの勝敗予想をするパウルくん」が有名だが、タコも相当頭が良いらしく、水槽から脱走してお散歩を楽しんだ後、ふたたび元の水槽に帰ってくるらしい。

もし自宅でタコがお散歩していたら、「エイリアンのフェイスハガーか?」とギョッとするだろうが、それはそれで楽しい気もする。

そんなわけで、いつか我が家に新しい家族が増えるかもしれない。

 

Text/アルテイシア

 

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