「子宮をとってもビッシャビシャ!」子宮全摘1周年記念①/59番目のマリアージュ

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臓器崇拝する子宮教の信者

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「子宮=女性性の象徴」として崇める、子宮教の信者のような人々がいる。

銀英伝の地球教か?というぐらい、熱狂的に臓器崇拝しているようだ。恐ろしいので詳しくは知らないが、ネットをちらっと見ると「子宮が怒りをためこんでいる」とか書いてあった。

 

いくら擬人化ブームだからって、やりすぎじゃないか。『ちんつぶ』じゃあるまいし、臓器が怒ったり笑ったりしないだろう。いっそのこと、臓器を擬人化した乙女ゲーを作ったらどうか。「胆嚢は短気でキレやすく、すぐに短銃を出す」みたいな設定で。

こんなふざけたことを書いていたら、銀英伝のあの方のように信者に暗殺されるかもしれない。

 

なんにせよ、「子宮=女性性の象徴」と考えていれば「子宮をとったら女じゃなくなる」と落ち込むのは当然だろう。

 

そしてスピリチュアル&自然療法は、TIGER & BUNNYやピザ&ポテトのような名コンビだ。

 

子宮筋腫がらみの書籍やネット記事には、玄米菜食・ヨガ・ベリーダンス・アロマ・ホメオパシー・催眠療法・ヒーリング…等などが紹介されている。

それらで体調がよくなることはあっても、もちろん病巣を直接治すことはできない。

 

「ヨガで虫歯が治る!」と言われたら「治らんやろ」と冷静につっこめるが、子宮はスピ的な見方をされがちなため、「自然療法で治したい」と手術や投薬治療を拒否した結果、症状が悪化する患者さんも多いらしい。

 

主治医の先生に聞いた話だと、自然療法で治したいと手術を拒否した患者さんが、筋腫が2キロ以上に育って胃までひしゃげてしまい、大学病院で子宮全摘手術を受けたそうだ。そうなると当然、体の負担も手術の傷も大きくなる。

 

病気で悩んでいる人が「私は○○で治った」と言われると、「エビデンスは?」と眼鏡をクイッとするより「マジで?!」と飛びつきたくなるもの。誰だってなるべく手術はしたくないからだ。

 

私も痛みに弱いので、手術を受けるのは怖かった。床でゴロンゴロンしながら「手術イヤだな~宇宙人が寝ている間に子宮をとってってくれないかな~」とボヤいていると、夫に「残念ながら、宇宙人は子宮に何かを植えつける方だぞ」と言われ「左様でござるな」と思った。

 

そして「入院中は毎日お見舞いに行くし、猫の写真も送るから」と言われ、ヨッシャー!!と己を両手でビンタして「がんばって手術を受けよう!そしてそれをコラムに書こう!」と立ち上がったのだ。
 

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