「陰核、勝負!」「陰茎、覚悟!」子宮全摘1周年記念②/59番目のマリアージュ

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初オナニーに挑戦!

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私はとても痛みに弱い。なので手術直後は「アルテイシアのライフはゼロよ…」と虫の息だったが、手術の2日後にはドラスティックに回復。HPがみるみる復活するのを感じていた。

 

そして手術5日後、「いっちょオナニーしてみるか」と思いついた。だが深夜も看護師さんが巡回にくるし、見つかったら超気まずい。なにより中年女のオナニーを目撃する方が気の毒だ。

というわけで、エロい妄想をすることにした。

 

深夜の病院のベッドの中、スマホでエロBLを読んでいると、悪魔将軍がしとしと潤うのを感じた。

「ハハハハ~!我が性欲は砕けぬ!折れぬ!朽ちぬ!」とラオウのように叫びたかったが、違う病棟に隔離されると困るので、日記に書いた。

 

順調に回復したため、手術の7日後に退院。

自宅に戻り、猫たちの「どこ行っとってんワレー!」攻撃がおさまった後、「よし、いよいよ初オナニーに挑戦だ」とスマホでエロBLを検索した。

悪魔将軍が十分潤ったのを確認してから、「陰核、勝負!」と三国志のようにクリトリスを刺激したところ、あっけないぐらい普通にイケた。違和感や痛みなども一切なかった。

その後、女友達に「初オナニー成功!」とLINEで報告したら、みんなから祝福のメッセージが届いた。

 

しかもなんと翌朝、夢精までした。となりの夫を叩き起こして「オイ夢精したぞ!」と報告すると「おめでとう…」と寝ぼけながら寿いでくれた。

この時、私は確信した。「オーガズムに必要なのは子宮ではない、オカズだ」

 

女は精神的なやる気スイッチが入らないとムラムラしない。男のように精子工場に精子がたまって自然にムラムラする仕組みはないし、ほっとくと加齢とともに性欲は減っていく。それゆえ、エロスを補充する必要があるのだ。

 

性欲減退に悩む人はアロマやサプリよりも、好みのオカズを探すべきだろう。

退院後、私は美少年がムチャクチャされるBLなどを読み漁っていたせいか、エロスのオーバードーズ気味で、やたらムラムラしていた。

 

ムラムラしていたのは、心身ともに調子がよかったことも大きい。

心身が不調な時は性欲なんて湧かないもの。私は念願の子宮全摘してスッキリ爽快だったし、「生理がない日々はこんなに快適なものか…!」と感動していた。まさに長年の便秘が治ったような気分だった。

 

現実のウンコ問題が解決したことも大きい。

 

私はもともと快便女王で、今でも1日に2~3回はウンコする。

だが手術前は過多月経によりやや貧血気味だったので、鉄剤を飲んでいた。お陰で元気に活動できたのだが、私の場合、たまにウンコが鉄のように固くなる副作用があった。

(※鉄剤の副作用は個人差が大きい。また筋腫が大きくなり腸が圧迫されて便秘になることもある)

 

トイレで鋼のウンコを錬成しながら「ぐわあっ…菊門が…!」と叫ぶと、夫が駆けつけて「俺にできることはないか」と聞くので「祈ってくれ!」と頼んだ。すると扉の向こうから般若真教が聞こえてきた(夫は仏教好き)

 

手術後、生理がなくなり鉄剤とも縁が切れて、私は快便女王の座を奪還した。あのままだと切れ痔かイボ痔になっていただろう。「ぼくの子宮を守って」ならぬ「俺の菊門を守りたい」という思いで手術を受けたが、無事に守れてよかったと思う。

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