夫と出会って初めて「子どもが欲しい」と思わなくなった/59番目のマリアージュ

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「勘違いやった!」

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独身時代の私は子どもが欲しいと思っていたし、男と付き合うたびに「この人と結婚して子どもを産むのかな」と考えていた。

だが、夫と付き合った時に「勘違いやった!」と気づいた。

自分はずっと「家族」が欲しくて、その家族に子どもが含まれると思っていたのだ。でも本当に欲しかったのは「伴侶」だった。もちろん夫と離婚や死別をする可能性もあるが、本当に欲しかった伴侶に出会って満たされたことで「自分は子どもが欲しいわけではない」と気づいたのだ。

 

正確に言うと「子どもが欲しくない」というより「欲しいという欲求がない」。

子どもを持つことに対して、経済的・体力的な不安や、ちゃんと育てられるのか?といった不安はある。だが「子どもが欲しい」という欲求があれば、たとえ不安があっても産むだろう。

不安があるからじゃなく、欲求がないから産まないのだ。

「犬を飼うって大変だし責任もあるけど、飼ったら何とかなるよ」と言われて「いや、そもそも飼いたくないんで」みたいなものだ。そもそも飼いたくない人に「飼ったら絶対かわいいって」「飼わないと後悔するよ」「老後が寂しいよ」と説得する人はいないし、それこそ無責任な話だろう。

 

子どもを欲しい人は欲しいし、欲しくない人は欲しくない。

「私も子ども欲しくなかったけど、産んで本当によかった、あなたも産めばわかる」と言ってくる人もいるが、それはその人個人の経験であって、他人に当てはまるとは限らない。自分と他人は違う人間なのだ。

うちの夫も子どもを望んでいなかったので、我々夫婦は子どもを持たない人生を選んだ。それは我々ふたりの人生であって、他人の人生は関係ないし、その選択を勧める気も押しつける気もない。

 

担当アサシン嬢(34歳)は「うちの夫婦も子どもは持たない予定です。理由はいろいろあるけど、子どもができたら夫と仲が悪くなる気がするんですよ…」と話していた。

たしかに子はかすがいと言うけれど、逆パターンもよく見かける。育児が大変すぎて余裕がなくて夫婦仲がギスギスしたり、「私の半分も育児してない夫がイクメンぶってるのが我慢ならぬわ!笑止!」と憤怒している女友達も多い。

 

日本はお母さん方が血反吐を吐きながら子育てをする修羅の国。日本人女性は世界で一番睡眠時間が短いとも言われる。

そんな中、周りで仲がいいのは「うちは夫が家事育児をメッチャやってる」という夫婦だ。

また「全部自分でやらなきゃ」「完璧な母親にならなきゃ」といった気負いがなく「手を抜けるところは抜く!使えるものは全部使う!テキトーが一番!」ぐらいの方が、余裕があって夫婦円満な様子。

 

子どもにとっては夫婦円満が一番ありがたい。うちの両親はケンカが絶えなかったので「とっとと離婚してくれ」といつも思っていた。

世の中には「子どもがいるから離婚できない」「子どもなんか産むんじゃなかった」と親に言われて傷ついた人間がいっぱいいる。直接言われなくても、子どもは親の気持ちを敏感に察するものだ。そうやって傷ついた人間が「子どもを産みたい」と思えなかったとして、誰が責められるのか。

要するに、人それぞれ事情があるのだ。それを無視して、ワガママだの無責任だの決めつける方がおかしい。

 

さて。真面目な話を2320文字も書いたら疲れたので、ここからはテキトーに書こうと思う。やはりテキトーさは大事だ。

 

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