私と夫は趣味が合わない/59番目のマリアージュ

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政界再編土俵際

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夫は多趣味な人間だ。

 

釣り・自転車・写経・仏像・トカゲやクワガタの飼育・エアガン・ナイフ…等など、さまざまなものにハマっている。最近は「琵琶を習いたい」と言っていた。平家物語を唄いたいらしい。

前にも書いたが、学生時代はUMA好きが高じて「野人発見」というムービーを撮っている。全裸で砂を食う姿に私も衝撃を受けた。

 

また、中学1年の時に政治好きが高じて『政界再編土俵際』という漫画を描いたそうだ。

ハマコーのバリケードを「記憶にございませんビーム」や「売上税フラッシュ」で突破して、ラスボスは金丸信。という内容を聞いて私は感心した。たしかに金丸信は人外っぽい。

中学時代に描いたものは黒歴史と呼ばれがちだが、これは輝かしい歴史ではないか。

 

そんなふうに思うのは、私が政治に詳しい男が好みだからだろう。どれだけ超絶美形の石油王でも「選挙って行ったことないんだよね~」みたいな男とは付き合えない。

 

夫は好きなものはとことん好きで「恐竜に食われて死ぬなら本望だ」と40過ぎて真顔で言っている。一方の私は谷垣ニシパは好きだが、村田銃で撃たれて鍋の材料になりたいとは思わない。夫に比べると、気合いの足りない人間かもしれない。

 

そんな私は「ポンチさんは趣味がなくて可哀想」と夫に同情されている。

たしかに子どもの頃からずっとハマってる趣味などはない。しいて言えば、文章を書くことぐらいか。

 

私は小学校の文集の「将来の夢」に「アガサ・クリスティみたいな作家になりたい」と書いている。アガサ・クリスティには1ミリもかすってないが、一応作家にはなった。

 

亡き母はものを捨てられない人だったので、死後、部屋を片付けた時に私が小学生の時に書いた物語が出てきた。

それは主人公たちが気球にのって世界中を旅する物語で「ヨーロッパについたよ。ごらん、あれがブラジルだ」というセリフがあった。

 

私は昔から地理が苦手で、41歳の今も地図が読めない。他には小学生の時の通知表も出てきたが、体育はずっと2だった。もちろん41歳の今も運動のできないデブだ。

また、通知表の先生のコメント欄には「おぼん係をがんばりました」と書いてあった。おぼんを出したり運んだりする係だったのだろうが、多分そんなにがんばってないだろう。よっぽど書くことがなかったのか。

 

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