全国のババア予備軍にアイデア募集/59番目のマリアージュ

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前回「夫は退職後にカッパを探しに行きたい」という話を書いた(※正気)

 

彼は若い頃にも『野人発見』というムービーを撮っていて、「カッパを探す映像を撮影してユーチューバーになりたい」と夢を語っている。

「じゃあ小学生と一緒にやったら?」と提案すると「いや、俺1人でやる」とのことで、孤高のユーチューバーを目指すようだ。

 

アル「ちなみにカッパってどこにいるの?」

夫「カッパは福岡にいる」

アル「ヒバゴンは?」

夫「ヒバゴンは広島、そんなことも知らないなんて大丈夫?」

 

夫と話していると、世間の常識とは何かわからなくなってくる。なんにせよ「やりたいことが多すぎる」という夫は、私が先に死んでも大丈夫だろう。

 

彼は家事スキルは高くないが、自分の世話は自分でできる。今も猫やトカゲの世話をしているし、1人暮らしになってもイケるだろう。もしカッパを捕まえたら、キュウリをやって相撲をとって暮らせばいい。

 

連載『アルテイシアの熟女入門』に書いたが、JJ(熟女)たちが集まると「母親は友達としょっちゅう出かけてるけど、父親はずっと家にいるみたい」「うちもそう。母親が旅行する時は『お父さんの世話よろしくね』と頼まれて、ペットシッターの気分」と語り合い、「マジで父親に先に死んでほしい」「わかる!」と頷き合っている。

 

アラフォーの親世代は70前後のアラ古希で、家事能力の低い父親が多い。だが実際はできないんじゃなく、やる気がないんだと思う。

 

実家暮らしで母親任せだった若者も、進学や就職を機に1人暮らしを初めて、家事や家のことができるようになる。おじいさんは学校も会社もなくてヒマなんだから、がんばれやという話だ。

 

そこで「俺もピッカピカの1年生!がんばるぞう☆」とならないのは「誰かに世話されて当然」と考えているからだろう。

そしてその「誰か」は、妻・娘・嫁(息子の妻)といった身内の女だ。

 

「家事代行と宅食サービスを頼むから、お母さんはゆっくりカッパを探しに行っておいで、福岡に」という父親は少ない。「いつも家に女がいて、身の回りの世話をしてくれて当然」と思っているから「マジで先に死んでほしい」と死を願われてしまう。

 

「うちはいまだに母親が父親のパンツや着替えを用意してる」「ぶどうの皮を剥いて食べさせてる」「4歳児かよ」とボヤくJJたち。4歳児でも要介護でもないのにシッター役をするから、おじいさんたちは妻に先立たれると詰むのだ。

 

一方、夫に先立たれたおばあさんたちは絶好調。「未亡人になった母が元気すぎてヤバい」「水を得た魚の例文みたいになってる」とJJたちは話す。

一番驚いたのは「母親が60代でバイクの免許をとった」という話だ。旅先でハーレー老人会のようなおじいさん軍団を見かけるが、おばあさん軍団が「ヒャッハー!!」とデスロードを爆走する時代がやってくるかもしれない。

 

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