お金のないアメリカ生活も楽しかった。ふたりならデートっぽくなくていい/蝶野正洋

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印象深かったデート

 

俺とマルティナが初めて一緒に暮らし始めたのはアメリカなんだ。

でも、俺はアメリカ国内を試合で回って数日帰ってこないこともザラだったから、マルティナも一緒に来るんだよ。

州から州へ、何百キロもドライブ。観光地もないような田舎町だし、その当時は金がないから大したレストランにも入れない。ふたりでファーストフード食ってたよ。

 

それでも、未だにアメリカでのことを「楽しかった」って覚えてるんですよね。

 

だからデートっぽいデートじゃなくてもいいんじゃないかな。

 

俺、後悔してることがあるんだ。

ヨーロッパなんかじゃ、仕事の飲みの場に妻を連れてくるのが当たり前なんだよ。でも、日本はそうじゃないでしょ?

若い頃は「新人が外国人の奥さんなんか連れて生意気だ」みたいな雰囲気があったから、大会の打ち上げパーティとか、そういう場にマルティナを連れてったことがないんだよね。

 

でもさ、仕事の飲みの場に、妻がいたり、子どもがいたっていいじゃない。

それもまた、ふたりにとっては「デート」になるんだし。

アメリカでの生活みたいに、そういう日常がデートとして、思い出になるんだよ。

 

それに、仕事の飲みの場に連れてきちゃえば、新たにデートの時間をとらなくていいから、効率的だしさ(笑)。

 

相談者も、パートナーを仕事の飲みに連れてってごらんよ。

 

でも、愛人は連れてっちゃだめだぞ(笑)。

俺が若い頃の話だけど、外国の人はオープンだから、愛人連れてくるんだよ。

「このあいだと連れてきた女性が違うぞ?」なんて、俺困っちゃったから(笑)。

 

(聞き手・TOFUFU編集部)

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