奥様が正論すぎて反論できない「黒のカリスマ」、蝶野正洋さん家の夫婦生活
全身黒で統一されたコスチュームから、「黒のカリスマ」との異名も持つプロレスラーの蝶野正洋さん。1991年にドイツ人のマルティナさんと国際結婚しており、テレビなどでは愛妻家やイクメン、イクボスとしての一面を覗かせることも。
TOFUFUでは、そんな蝶野さんが読者のお悩みに答えてくれる短期連載がもうすぐ始まります! そこで今回は連載に先駆けて、まずは蝶野さんご自身の夫婦観や日常の様子など、“夫としての蝶野正洋”を語っていただきました。
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言葉の壁を越えてスタートした大恋愛
――奥様との出会いはどのようなものだったのですか?
蝶野正洋さん(以下、蝶野):海外武者修行でドイツのブレーメンに行ったときに、ホームパーティーで知り合ったんです。当時のヨーロッパは東洋人に対する差別意識が強かったけど、マルティナはそういう感覚が一切なくて、「この子悪い子じゃないな」っていうのがはじめの印象ですね。
――蝶野さんも心が開きやすい雰囲気があったんですね。
蝶野:うん、マルティナがすごくオープンだった。だからすぐパンツもおろせるかと思ったんだけど、「いや違う」「私はそういうつもりじゃない!」って言われて(笑)。それでも、滞在中何回かデートに誘ったんですよ。だけど、俺の英語力が低いから会話が続かなくて。クラブに行った時も、彼女は踊ってて俺は隅で静かにしてたんです。そしたら「Are you boring with me?(退屈?)」って何度も聞かれるから、よっぽどボウリングが好きなんだなと思って「アイラブボウリング」「マイアベレージ160」とか答えてた。
――一同:笑
蝶野:たぶん、会話の1割も通じてなかったと思う。
――そこからどうやって恋愛関係に発展したんですか?
蝶野:俺がブレーメンからアメリカのカンザスに行くってとき、別れ際になって互いに「これは友だちとして終わるような関係じゃないね」って。そこから電話や手紙で仲を深めていきました。そしたら、俺がカンザス入りした2週間後くらいに、マルティナが追っかけて飛んできたんですよ。そのとき、確信しましたね。
――言葉で明確に交際を申し込んだりは?
蝶野:当時の俺は、英語の能力がとてつもなく低かったんでね。ラブレターや電話でも、同じことしか繰り返してなかったと思う(笑)。
――「I love you」ですか?
蝶野:うーん、多分(笑)。