奥様が正論すぎて反論できない「黒のカリスマ」、蝶野正洋さん家の夫婦生活

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喧嘩しても反論できない黒のカリスマ

――夫婦喧嘩をされることはありますか?

 

蝶野:俺の遅刻癖が原因で。いつも遅れます。でも、それはしょうがないんですよ。俺の母親はのんびりした地方で育ってて、父親も元々遅刻癖のある人なんで、ふたりの血を引いていて。DNAなんです。

 

――(笑) 奥様にもそのように言い訳するんですか…?

 

蝶野:いや、言えないですね(笑)。マルティナは5分前行動が当たり前で、「遅れるなら、なんでわかった時点で連絡しないのか」とか、「そもそも出る2、30分前に連絡を入れて」って感じ。だから、遅刻や連絡をしないことでしょっちゅう怒られてます。

 

――喧嘩というより、怒られているんですね。

 

蝶野:そう(笑)。で、あまりにしつこく怒られると、俺も「仕事だから!」って言うんだけど、「それは理由にならない」と。「私も家事とデザインの仕事をしているけど、時間通り子どもを迎えに行っている」って言われてね。正論過ぎて、反論できないの(笑)。

 

――奥様、正論ですね(笑)。そんなとき、蝶野さんはどうされるんですか?

 

蝶野:「そうだね」って認めて、謝ります。でも、どんな場面でも早めに謝ってたら、「あんたのソーリーはソーリーじゃない」って言われるようになりました。だから最近は、謝るよりも、とにかくちゃんと連絡を入れています。忘れる時もありますが…(笑)。

 

 

月1で訪れていた離婚の危機

――別れを危惧するような大きな喧嘩をしたことはありますか?

 

蝶野:結婚20年目くらいまで、毎月1回別れの危機がありましたよ。でも、すごい剣幕で怒られるのに、翌日にはスッキリして何でもなかった風になるから、「なんだったの!?」って思ってたんです。そしたら、どうやらそれは女性の体の周期によるものが原因だったんですよね。それを申し訳ないことに20年間わからなかったの、俺。そういうこともお互いに分かりあうのは必要だよね。

 

――人にもよるのですが、いつもより感情が激しくなってしまうことはありますね。

 

蝶野:「ドイツに帰る」とか「チケット買う」とかいうから、俺はそのたびに「もうダメだ。どうしよう」って深刻に考えて、ドイツに帰ってからのプランを何回も話し合ったりしてたんです。でも、本気じゃないって最近はわかってきました。気は抜いてないけど安心してます。

 

――喧嘩するときも英語ですよね? だとしたら、語彙力的には蝶野さんに不利なイメージがありますが……。

 

蝶野:そうそう。喧嘩になるとわざと難しい単語を使ってきたりもするから、俺はさらにわからなくて怒って。それに対して、自分が言ったくせにさらに彼女が怒るんです(笑)。でも、彼女の感情のパターンも大体わかってきたから、最近は大丈夫です。

 

後編に続きます。

 

文/千葉こころ

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