デーブスペクター夫妻/「かわいさはやがて消えていく」その代わりに得るもの

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芸能界きっての仲良し夫婦と名高いデーブ&京子スペクターご夫妻。

円満の秘訣に迫るインタビュー後編は、ビジネスパートナーでもあるお二人の日常から、日本人特有の結婚観まで、紫原明子さんがたっぷりとお話を伺いました。

前編とあわせてどうぞ。

 

夫婦兼ビジネスパートナー

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——現在、お二人は一緒に会社を経営されていらっしゃるそうですね。夫婦が、ビジネスパートナーも兼ねる上で、難しさはないでしょうか?

京子:やっぱり、意見が違うときはありますね。たとえば、デーブは一切金銭的なことを考えないんです。知り合いに困ったことがあれば、利益を顧みずに相談にのってあげたりしますし。

 

デーブ:どんぶり勘定なんだよね。ほら、八百屋さんには、お金入れるカゴが天井からぶら下がってるでしょ?「たまねぎ2個売れました、500円入れました〜」みたいな。僕はあれくらいが精一杯。

 

京子:そうそう(笑)。本当は私もその辺、デーブと同じ性格なんですよ。だけど、忙しく働いてる彼に代わって会社を経営しなきゃ、という思いがあるので、今は私がお金を管理していて。その上では、厳しいことを言わなければいけないときもあります。

 

——それによって、夫婦間のパワーバランスが崩れたりはしませんか?

 

京子:あ、厳しく言うのは会社にいるときだけですから。事務所から一歩出れば全然ね、そういうことはないですね。会社から出ちゃうと一切引きずりません。

 

——なるほど、ご自身でも意識的に切り替えていらっしゃるんですね。

 

京子:そうです。私は事務所でしか会社のことはやりません。ただ、デーブは本当に四六時中仕事のことを考えているので、家でも顔を洗ったあとに水を止めるのを忘れたり、歯磨き粉の蓋を締めるのを忘れたりするんですね。注意はしますけど、ガミガミ言ったりはしません。そういったことを気にする余裕もないほど忙しくしているんだから、できる限り彼が仕事に集中できる環境を作ってあげたいと思いますね。

 

——デーブさんはいかがでしょうか?一緒にお仕事をされる中で、京子さんの厳しい一面に触れる機会もあると思いますが、そのことでたとえば、可愛いな、と大切に思う気持ちが失われていくようなことはありませんか?

 

デーブ:可愛さってね、一緒に仕事してても、そうじゃなくても、大体、時間が経つと自然に消えていくんですよ。でもある日、突然また可愛いと思うようになる。たとえば、彼女はハロウィンのときにミッキーマウスの格好をしたりするんだけど、そういうのを見てね、またふと可愛いな、と。

 

——素敵なエピソードですね。

 

デーブ:それにね、付き合いたての頃みたいにドキドキはしなくなるけど、だからこそ夫婦って気がラクになるじゃないですか。緊張しなくていいし。気を使ってるうちは、デートで焼肉に行っても味がしないし、最後の一個をどっちが取るかって遠慮して、そのうち肉が焦げちゃったりする。でも、夫婦だったら「おぉ、貰うよ」って言えるよね。

 

京子:でも、私たちだって大体譲り合っちゃうじゃない。「デーブさん食べて」とか「あなた食べて」ってね。どっちも食べないまんま、何分も過ぎる時ありますよね(笑)。

 

デーブ:その譲り合いもいいんじゃない。

 

——そういった相手への思いやりが、お二人が長年仲良し夫婦でいられる秘訣なんでしょうか?

 

京子:そうですね。思いやりというか、お互いに相手を気遣うことじゃないかと思います。デーブがいつも当たり前に私のためを思って何かをしてくれるから、私こそ彼のために何かをしたい、“しなくちゃ”ではなくて、したい、という気持ちに自然となるんです。たまに、奥様方の中には「夫が何もしてくれない」と嘆く方もいらっしゃると思うんですけど、私はちょっとそれが理解できないんです。じゃあ逆に、「あなたはご主人に何をしてあげてるの?」と思っちゃう。だって夫婦のことは、お互い様じゃないですか。

 

デーブ:まあ実際、相手がほんとに何もしないケースもあるだろうけどね。

 

——そういう場合、「相手にこれをやってほしい」という気持ちを、夫婦間でどう伝えたらいいでしょう?

 

デーブ:そうだね、どうしても伝える必要があるなら、手紙なんていいんじゃない?メールじゃなくて、手紙を書くの。で、それをさ、ただ渡すんじゃなくて、こっそり鞄の中に入れておくの。ちょっと演出を添えるといいかもね。

 

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