「結婚って楽しくなさそう」イメージをガラリと変えてくれた夫との出会い/加護亜依
90年代後半から、00年代前半。
その時期に青春を過ごしたTOFUFU読者で、モーニング娘。を知らない人はいないはず。
圧倒的パフォーマンス力がありながら、どこか等身大で、親近感を覚えていた彼女たち。
とくに2000年に加入した加護亜依さんは小柄な体躯と愛らしいベビーフェイスで一世を風靡しました。
そんな青春時代の象徴ともいえる加護さんが幸せな妻、そして母親になっている。
これって、すごくハッピーなことじゃないですか?
みんなー!青春時代を一緒に過ごした加護ちゃんは、めっちゃ幸せになってるぞー!
結婚って楽しくなさそう
—加護さんがモーニング娘。に入られたのは、12歳の頃ですよね。その頃の「結婚」へのイメージを教えてください。
加護さん:二十代まで結婚願望って全然なくて、私は一生結婚しないって思ってました。
—意外!
加護さん:私のお母さんは子どもが4人いて、毎日慌ただしい姿をずっと見ていたから「なんか結婚って楽しくなさそう」ってずっと思ってて。たぶん、自分が子どもだったからでしょうね。
—恋愛にも興味がなかったんですか?
加護さん:彼氏は欲しかったですけど、結婚や家庭には全然憧れがなかったです。みんなでごはんを食べて、一緒に寝る、そういう生活を「普通で嫌だな」って思っちゃってたんですよね。
—今の姿からは想像できないですね。
加護さん:私を知っている友達は「亜依が子ども産んでママになって、毎晩ご飯作ってるなんて考えられない!」って言いますね。
—昔から子ども好きかと思ってました。
加護さん:子どもはあまり好きじゃなかったけど、子どもからはよく好かれてました。でも、芸能界入って何かが変わったんでしょうね。大人びたというか、「子どもを育てるって大変だな」と思うようになったりして…。
—大人びてますね!モーニング娘。時代は、ちょっと子どもっぽく見えてましたが。
加護さん:ねー!その立ち位置が心地よかったし、「みんなの妹になんなきゃ」的な思いがありました。だから自分が母親になるって意識は、だんだん消えていってしまったんでしょうね。
—結婚に対する考え方が変わったのはいつですか?
加護さん:本当、いまの夫と結婚してからです。「結婚って超楽しいじゃん!」みたいな(笑)。
—ブログで拝見してますが、すごく仲がよろしいですよね。出会いのきっかけは?
加護さん:友達の紹介です。夫はずーっと私のファンで、「自分は亜依ちゃんと結婚するんだ」って昔から言ってたみたいです。
—それで本当に出会うってすごいですね!第一印象はいかがでした?
加護さん:「軽い感じの人」です(笑)。すごくノリが良くて、なんだかチャラそうだな〜と。周囲の友達は「軽く見えて、すごく重たいよ」って言ってましたが…。
—その第一印象から交際って、意外ですよね。
加護さん:そうですね。でも、ノリはいいけど、チャラくはなかったんです。みんなから嫌われない、素敵な人。交際の申し込みも、私からだったんですよ。
—え!今までのお話だと旦那さんの方が「好き好き!」って感じかと思ってました。
加護さん:私って猫っぽいから、告白されるとノーなんです。そこを理解していたのかな? でも、私が告白したら本当に固まってました(笑)。