なんでやねん!?よそではやってほしくない「娘とのしりとり」/山田ルイ53世

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最近の娘のお気に入りの遊びは、“しりとり”である。

僕が作業中だろうが、テレビを眺めていようが、トイレで用を足していようがお構いなし。

「パパ―、しりとりやろ―!」

父の気配を察すると駆け寄ってくる。

今年の夏で、娘ももう五歳。

このまま順当に成長すれば、遠からずしりとりどころか、父との会話すら厭う様になるだろう。

 

以前、何かのバラエティー番組で、とある女性タレントが自分の父親(有名大御所俳優)のことが好き過ぎて、彼氏との結婚に踏み切れない……といったような悩みを、様々なジャンルの専門家の方々に相談しているのを拝見したことがある。

いわゆる“ファザコン”と言うやつだが、専門家によると、一般的には子供の頃どれだけ父親とべったりの娘でも、大人になればむしろ嫌いになり避けるようになるメカニズムが女性にはあるらしい。

しかし、件の女性タレントの父は、彼女が子供の頃超多忙な“売れっ子”で、家を空けることが多かった。

結果、先述のメカニズムが発動しなかったのでは……確か、そんな解説をしていたように記憶している。

その御高説で行くと、僕は“一発屋”……むしろ、家には“居がち”である。

メカニズム通りにことが進めば、娘は父、つまり僕のことをどれほど毛嫌いするようになるのか……想像するだけでゾッとする。

今しかないのだ。

 

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