水谷さるころ×犬山紙子/「養ってもらえない」と思われるべし!共働き夫婦の生きる道

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「食」が保証されれば愛情は減らない

―さるころさんは現在1児の母、犬山さんは妊娠中ですよね。妊娠、出産によるキャリアへの影響って不安じゃなかったですか?

 

I:めちゃめちゃ不安でした。妊娠が発覚したとき、産休をとったらレギュラーがなくなるんじゃないか、子どもが産まれたらもっとお金を稼がなきゃいけないのに、どうしたらいいんだろうって。

現に、妊娠発表後、単発の雑誌の仕事は少し減った気がします。

 

S:遠慮されてるんだと思いますよ。だから、私は妊娠したことを言いませんでした。どうしても長いスパンになっちゃう仕事だけは相談しましたが、ツイッターやブログでは絶対に言わないようにして。やっぱり、いくら働きますと言っても、周囲の人は遠慮しちゃうだろうし。

 

I:そういうものなのですね……。ただ逆に、社会問題など真面目な話題の仕事は増えたんですよね。ああ、その状況に応じて仕事も変わるんだって。結果トントンな感じで。だから、失うものの事ばかり考えて不安になりすぎなくても良かったのかなあ、新しく増えるものもある。と、今になったら思うのですが、しかし不安なものは不安。さるころさんのおっしゃるとおり遠慮はされたくない。だから、「働きたいアピール」はすごくしました。ブログでも「復帰したらすぐ働きたい」と描きましたし。

 

S:旦那さんに子育てブログを描いてもらうといいですよ。「あ、あの家は子どもを見てもらえる環境にあるんだ」と思ってもらえます。私もブログに夫をすごい頻度で登場させてます(笑)。

まだまだ「子どもは女性が面倒みるもの」ってイメージが強い。女の人が、そういう古いイメージを「そうじゃないよ」と否定していかなきゃいけない。私たちにとって、それも仕事の一環かなと思ってます。

それと、うちの場合は認可保育園に入れたことも大きいと思います。認可に入れることで「こいつ、ガチで仕事する気だ!」って周囲にわかってもらえる(笑)。

 

―では、妊娠と出産で、夫婦関係は変化しましたか?

 

I:夫が「産後クライシス」に怯えてます。

 

S:よく聞きますよね。でも、うちはなかったんですよ。それは夫がご飯を作ってくれるから。だから、犬山さんご夫婦も大丈夫だと思いますよ。

産後、一番大変なのは買い物と食事の支度なんです。それを夫が担当してくれれば、愛情は減りません。

 

I:ほほう! ホルモンでどうしようもない、と勝手に思ってました。産後クライシスがない夫婦もいる、ってのはすごく大きな励みです! さるころさんの旦那さんは、もう子育ての経験もあるし、心強かったんじゃないですか?

 

S:それが「任せておけ」なんて言ったわりに、結構昔のことだから忘れちゃったこともあるし、そもそも知らないことがたくさんあって。なんでかなと思ったら、産後は向こうのお母さんが来てくれていて、女の人に任せていた部分が結構あったみたいです。

それでもやっていたほうだと思うんで、初めての出産の男性よりは全然頼りになったと思います。

本気でフェアな子育てをやりたい人は可能な限り産時は、里帰り出産を辞めたほうがいいです。男性の当事者意識がなくなります!

難しいとは思うんですけど、男性も一ヵ月は育休取ってもらって、二人で乗り越えるのが一番いいと思うんです。それは無理だとしても誰かにサポートしてもらいつつ、自宅で最初の一ヵ月を過ごした方がいいと思います。

一番大変な時に男性が蚊帳の外に置かれたら、当事者意識は芽生えないですよ。

 

I:おおお! 確かに、一番大変な時期を一緒に乗り越えるのってその後の子育てにすごく影響がありそう。ほんと、男性も最初の1ヶ月だけでも育休をさっと取れるようになったらいいのに。

 

―TOFUFU読者にも今後、子どもを産もうか悩んでいる女性は多いと思うんです。

 

I:私も「子どもが欲しいかどうかわからない」って迷って、色んな人に話を聞いて「一生答えはでない」ってことが分かりました。だから「迷ってこのまま年を取るなら、トライしてみるのもいいかな?」って思いました。

それに、子どもを産むって「なんだかわからないけど特別なことで、産まないと理解不能」ってイメージがありましたが、出産した人に話を聞くと、結局は「関係の深い人を一人増やす作業」なんだなって。あ、それならこれまでやってきたことの延長線上だと。

 

S:ああ、私も産んでみて、血の繋がりって実は重要じゃないってわかりました。だって、夫だって、ペットだって産んでないけど大切だしかわいいじゃないですか。血が繋がってたって、気が合わない人も山のようにいるし(笑)。子どもを産むって、自分にとって大事な人をどうつくるかってことなんですよ。

 

―ありがとうございました。

 

 

今回、「一回目の結婚で失敗して学んだことなんですよ」と共働き夫婦が暮らしていくコツを教えてくださったさるころさん。その失敗の詳細(!?)が赤裸々に綴られた、コミックエッセイも要チェックです! フェアな関係を築きたい共働き夫婦、そしてこれから結婚を考えている独身女性も必見!

 

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Text/TOFUFU編集部

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