『もう家族なんだから』は相手を配慮しない理由にはならない。/元鈴木さん

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たかが言い方、されど言い方

 

このように、私のちょっとした言い方のためにここまで下らない喧嘩をする羽目になったわけだ。

 

確かに、なぜ急に今までやってたみーだん見張り隊を忘れたんだいベイビー?という謎はあるが、ダントツで私に配慮が足りなかったのがいけなかったと反省している。

 

 

私はもっと別の言い回しができたはずなのだ。

 

言い方を考えないというのは、相手が傷ついたり、悲しくなっても気にしないということだ。

 

 

ゴリラが悲しくなるのも、不貞腐れるのも当然である。

 

 

 

頭の調子が悪かったのもあるが、私は彼の気持ちをもっと考えることが出来たのに、そうしなかった。

最初から丁寧に説明していれば、こんな喧嘩にはならなかった。

 

 

 

考える時間を省いて口から出した言葉が、全くの非効率を生んだのだ。

 

そもそも効率を気にしたことから始まった一言だったのに、皮肉なものである。

 

 

親しき仲にも礼儀あり

 

ところで、近頃、夫婦関係についてひとつの共通のセリフをよく耳にする。

 

それは、『もう家族なんだから』だ。

 

 

『もう家族なんだから』気を遣わない

だとか、

『もう家族なんだから』恋人ごっこは終わり

という風に使われるのをよく耳にするのだ。

 

 

 

なんて都合のいい言葉なんだろう。

 

 

 

『もう家族なんだから』を付ければ、パートナーに気を遣わなくても、理解しようとする努力を惜しんでも、耳障り良く聞こえてしまうから不思議だ。

 

 

結婚したからといって、相手の気持ちを考えなくていいはずがないのに。

 

他人に側にいて欲しいのなら、思いやりがなくては続かないはずだ。

当たり前だが、自分の気持ちを一切考えてくれないパートナーと毎日顔を合わせるのが楽しいはずがない。

 

家族になったからといって、急に存在をないがしろにされても我慢できるわけではない。

そんな毎日、辛くないはずがない。

 

パートナーへ配慮を持つことがどうしても面倒なら、独身に戻れば良い。

そうする勇気もないから『家族だからこうするんだ』とパートナーを縛るのは悪質だ。

 

 

 

私は、自分の配慮のなさに、パートナーにそんな思いをさせるかもしれない危機感を感じた。

 

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