ホテルに泊まって気づいた夫婦の資産の話/元鈴木さん
お金の話は、お財布が同じ夫婦ならよく話題にのぼるかもしれない。
しかし、我が家は食費担当や光熱費担当はあるが、それ以外はお互い自由に使っている。
なので正直、細かい話をしたことはあまりなかった。
しかし、そんな私たちにもついに共有財産等について話し合うときがきた。
ホテルに泊まって私が気づいたこと
プリンスホテルなどの大手ホテルチェーンはサービスが行き届いており、どこへ行っても同じクオリティーの接客を受けられることは理解している。
それは企業努力というものだし、どこに行っても一定の安心感を得られる保証みたいなものだから、利用者としてはありがたいと思う。
しかし、私は旅先ではプチホテルに泊まるのが好きだ。
小さな旅館や大手チェーンでは無いホテルで、土地の雰囲気を楽しんだり細かなサービスを受けたいのだ。
そのため、その時も御多分に洩れず大手ホテルにせず、プチホテルにした。
夫婦で旅行をした時のこと。
そのホテルは改装されたばかりで外観は美しく、ドアを開けると部屋もとても豪華で素敵だった。
私は部屋を見て単純に喜んでいたのだが、家具の出っ張りの上に前の客が置いていったであろうパカーンと割れたピーナツが1粒残っていたのを見つけてしまった。
少しガッカリしたが同時に「まあ仕方ないよね」と思った。
そのホテルは1人40,000円以下のホテルだったのだ。