寂しがり屋は続かない!?結婚相手という視点で見るアメフト選手/元鈴木さん

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結婚に向いてる人、不向きな人

 

他の選手夫婦を見ていて思うのが、共働き率の高さだ。奥様方もバリバリのキャリアウーマンだったりすることが意外と多い。

 

寂しがりやかまってちゃんな女性は自然とふるいにかけられ、残るのが自分もそれなりに忙しい女性達なのだろう。現に、世界中を飛び回るフライトアテンダントをしている奥様も多い。

 

平日も仕事でいない、土日も練習、筋トレで夜もいない夫…。妻もそれなりに忙しいか、1人の時間を楽しめるタイプでないと土日は特に寂しくて仕方なくなるはずだ。

 

ちなみに私は1人が楽しいタイプなのでゴリラが忙しいのは余裕だが、練習で旅行に長期で行けないことだけは苦々しく思っている。

老後は数ヶ月単位で旅行がしたいものだ。

 

 

怪我はつきもの

 

メリットについてはわりと当たり障り無くなってしまったが、それには理由がある。

ゴリラの好きな点をまず考えたところ、それがほぼアメフトとは関係なかったのだ。

優しいだとか、誠実だとか、知らぬ間に醤油差しに醤油を補充してくれるだとか、胸毛付きのデスマッチドラゴン(大日本プロレスの伊東竜二選手)似で見た目が好みだとか…私が好きな彼の部分は生まれ持ったもので、アメフト選手だということはほぼ関係なかった。

 

ただデメリットについては、もしアメフト選手と一生を共にしたいとお考えの方には特に頭の片隅に置いておいて頂きたい項目がある。

 

それは脳と身体へのダメージについてだ。

 

覚悟をしておけば気が楽

 

アメフトは激しいスポーツだ。

練習で怪我もあり得るし、打ちどころが悪いと頚椎損傷からの寝たきりもあり得る。

もしものときというものはどんな夫婦にもあるだろうが、派手に敵チームに突っ込んだ自分の夫が倒れたままなかなか動かなくて肝を冷やす、なんて経験は夫がアメフトを引退する日まで続くのだ。

 

結婚後間も無く、うちのゴリラは怪我をして1ヶ月近く入院した。

新婚ホヤホヤでまさか夫の尿を尿瓶で受け止めることになるとは思わなかったが「黄金に輝く液体を集めて…私は蜜蜂!?」と尿瓶を持って踊る余裕はあった。

 

もしかしたら死ぬまでゴリラを介護するかもしれないと覚悟していたので、1ヶ月入院くらいではまだ気が楽だった。

何より、一番不安なのは怪我した本人だ。私は慌てずどっしり構えている必要があった。

 

そういう意味で、最悪のパターンを想像しておいたのは良かったと思う。

 

また、例えば最近は、死後提供されたNFL選手の脳の99%に「慢性外傷性脳症」が見つかったという記事が発表された。

記事は『脳の提供をしてくれた昔の世代よりは、現在のアメフトは防具の質が改善されているからそこまでひどいダメージはないかもしれないが、まだ分からない。もしかしたら、アメフトでの脳の損傷から、いつか抑鬱症や認知症になる可能性があるかもしれない』というような内容だった。

 

つまりゴリラはいつか、ボケるかもしれないし、鬱になるかもしれないし、全然今迄とは違う人間になってしまうかもしれない可能性がある夫なのだ。

 

健やかなる時も病める時も…の病める時のパターンがこれだけ明らかなゴリラ。

健やかなる時に感謝しながら、私は快適な老後のために貯金をしている。

 

Text by 元鈴木さん

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