「キロで買うヨ」ロシアの単位は個じゃなくてキロ/シベリカ子
夏といったらスイカ!というのはロシアでも同じなようで、市場などで大玉のスイカが売られているのをよく見かけます。ただ、サイズがどれもこれも大きく、10キロでふつうサイズ(!)で、大きいものだと20キロくらいのものが売られているのだそう。
そんな基準に慣れたP氏は、日本でもスイカを買うときは10キロ級の大玉ばかりを選びがち。私はスイカでギュウギュウになった冷蔵庫を毎日眺めるはめに。
さらに、ロシアのスーパーでは野菜や果物が量り売りされていることが多く、1キロあたりいくら、という値段設定がされています。そして日本に比べてロシアは果物の値段が安い。そんな感覚を忘れられずにいるP氏は、日本のスーパーで果物が一個ずつバラ売りされている状況になじめないようで、ずしりと重さが感じられる量を買ってしまいます。(時には箱買いも…)
果物は体に良いしおいしいので買ってきてくれるのはいいですが、傷まないうちに食べ切らなければと毎日毎日せっせと嫌になるほど食べるはめになるのは、何か違う…と思ってしまうのでした。
Text/シベリカ子
コミックエッセイ発売中!
P氏とのロシアでの生活を
素朴なロシア料理とともに綴ったコミックエッセイ。
かわいいキャラと、ロシアに対するシュールな視点のギャップにクスリと笑えます。
すぐにマネできるロシア料理のレシピつき!