夫と別居することにしました/トイアンナ

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同居がゆえの配慮を回避できる

 

そして別居婚のすばらしさは「旦那さんが家で待ってるんでしょ?」という配慮を回避できることです。社内の飲み会や接待は、ビジネスチャンスとして逃したくない日もあるでしょう。けれど同居していれば家事や夫の相手など「どうしても帰らざるを得ない事情」が生まれます。

しかし別居婚なら「大丈夫です、私、別居婚ですから」と言えば、一時が万事片付く。飲みニケーションが嫌いで一刻も早く家に帰りたい方ならさておき、社内の飲み会くらいたまには出たいと思っているなら、別居婚は最強のオプションです。

たとえ別居婚でも子供ができると「お子さんがいるんだし帰っていいよ」という配慮は発生するでしょうが、そもそも乳幼児がいる状態で別居婚するのは難しそうですし、子なし夫婦のうちに別居を楽しむというのもアリでしょう。

 

 唯一のデメリットは周囲の誤解

 

別居婚にそこまでデメリットはありません。ただ周囲から「実は仲が悪いんじゃないか」と誤解されてしまうのは否定しません。本当に仲の良い友人は「あんたなら別居婚くらいするっしょ!」と優しく受け止めてくれましたが、ちょっとばかり疎遠な知人だったりすると「仮面夫婦なのでは? 実は離婚調停のため別居?」などといらぬ配慮をさせてしまいました。

そんな誤解を回避するためにも、お誘い事はなるべく夫婦一緒に参加。いくら別居婚が疑いを差し挟もうとも、夫の前でヘラヘラしている私を見て「こりゃマジもんの単なる別居婚だ」とお悟りいただきます。半年も過ぎるころには、「家に旦那さんいないんだし宅飲みしてもいいっしょ?」なんて友達もでき、大変過ごしやすかった。

そのころを思い出しつつ、今年で結婚3年目。夫と「やっぱり年の半分くらい別居婚する?」という話になりました。夫と離れるだけでセンチメンタルがあふれ出て愛の詩集でも自費出版しちゃいそうですが、そんな潤いある恋心を久しぶりに感じられたのも別居婚の可能性が出てきたからこそ。

とりあえず今年の半分は夫と暮らし、残り半分は日本のどこかに住んでみたいと思っています。通い妻の人生もこれまた、いとをかし。

 

Text/トイアンナ

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