「そんな相手ならもう離婚しなさい」親が言うまま離婚した場合/トイアンナ

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親が間違えたとき、呪詛を親へぶつける娘になるかもしれない

 

夫婦の課題をいかに話し合って乗り越えるかも夫婦の醍醐味。しかし親が離婚を指示することで、夫婦としての成長は阻害されます。中には娘へ「離婚しなさい」と指示するだけでなく、新居へ迎えに来て実家へ連れ戻してしまうケースもあるのが怖いところ。普段から親に反抗する習慣を持たない女性の場合、ここでアッサリ離婚してしまいます。旦那さんの説得は無意味です。なぜなら彼女は、親の指示しか仰がないから

 

しかし、この生き方をして親が間違った判断を下したとき、あなたの人生は誰が責任を取ってくれるのでしょうか? 実はこんな風に離婚を決断して、あとから親を呪う娘さんも拝見してまいりました。

 

数年前、祖母を見舞いに病院へ向かったときのこと。隣のベッドで還暦くらいの女性が、ベッドに向かってボソボソと話しかけています。静かな6人部屋の隣ベッド、どうしても声が聞こえました。

 

「あのとき……離婚しろなんて言うから……。お母さんの面倒を一人で看るなんてむり……。結婚してたら子供もできたのに。彼に借金があるから別れろなんてお母さんが言うから……。ただの奨学金じゃない。それを大げさにお母さんが離婚しろ、離婚しろって言うから……。離婚しなけりゃいまごろこんな目にあわなくてすんだのに……」

 

還暦の女性は、動けなくなった母親へ怒りをぶつけていたのです。

 

親を呪わないためにも、自分で岐路を定めよう

 

実は、介護の場面で親へ怒りをぶつける子供は少なくありません。幼少期に虐待を受けていたりすれば「なぜ自分がこんな親の面倒を見なくてはならないのか」と憤ることもあるでしょう。

 

結婚や離婚は本来、自分の力で決めてよいことです。そこで失敗しても、自分が責任を取れば何度でもやり直せます。しかしもし、あなたが親の言うがまま結婚し、離婚してきたら……失敗をいつか親への呪詛にしてしまうかもしれないのです。

 

もし離婚に悩むことがあったら、親の意見は「参考」に留めましょう。この結婚は失敗かもしれませんし、離婚を選んだとて後悔するかもしれません。けれど自分で決断した人生なら、親を呪わずに生きられるのですから。

 

Text/トイアンナ

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