「お互い浮気してもいいよ」って環境で好みの人に出会った/トイアンナ

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不倫する条件は整っていた

 

夫はその稀有な例外。出会ったときから外見も好きでした。それから数年。結婚後初めて、好みの外見へ出会ってしまった。やせ型の知的メガネこと、石田雨竜(仮)!しかも相手は「不倫オッケーだよ」というスタンス。性格も穏やかで、下手に後からこじれなさそう。

 

しかもこの当時、私と夫は「お互い浮気してもいいよ」と話し合っていたのです。公認不倫とまではいきませんが、外で何かあっても、それはそれなんじゃないか、と。つまり私に何かあったところで、夫は傷つきもしない。

 

ここまで条件がそろった既婚者って、そうそういないんじゃないか。さてどうする、ときめきドリブンしちゃうか? というチャンスはありました。

 

それでも夫以外にときめけない

 

ところが不思議なもので、話せば話すほどときめきはどこへやら、心が冷めていきました。サシでご飯も食べています。お酒も飲みました。恋愛トークも上々です。やれたかも委員会なら満場一致で採択されるでしょう。でも、何か次の一歩へ踏み出せないのです。

 

ここまで条件がそろっても、石田雨竜くん(仮)を愛せる気がしない。

 

夫と結婚して3年弱。夫のことをとても好きな一方で、新規のときめき要素は減っていました。「3年目の浮気」というようにこの時期、夫婦で減少したときめきをアウトソーシングしたくなるのかもしれません。けれど無理。「この人と寝るくらいなら、夫にときめく方法を考えたほうがいい」と思わされました。そのとき、しみじみ思いました。愛することって、ほかの誰かを愛さないことだなあ、と。

 

まあ、冷静になってみればなぜ落とせる前提であれこれ悩んでいたのか。こちとらデブのアラサーです。押したところで拒否されていた可能性も高そうだ。捕らぬ狸もいいところなのに、好き勝手妄想されてしまった石田雨竜さん(仮)には今更ながら申し訳ない気持ちになってきました。あのとき何もしなくて良かった、本当に。

 

 

Text/トイアンナ

 

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