配偶者が「じゃあ離婚」と気軽に離婚のカードを切ってきたら、どうする?

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こんにちは、斗比主閲子です。

 

今日は以下のようなお題をTOFUFUの編集者さんからもらいました。

 

離婚は以前よりハードルが低くなった印象はありませんか?

結婚1年で離婚という話もよく聞きます。中には商品をリコールするみたいに、離婚しようとする人もいるのではないかと思います。

自分はまだその気がないのに、相手が離婚のカードを切ってきた……。そんな相手にどう対処したらいいのでしょうか??

 

人によっては「あるある!」と思われるのではないでしょうか。何かあるとすぐ「そんなことなら離婚するよ」と離婚カードを切ってくる人もいれば、それが理由で実際に離婚している人もいることでしょう。

 

離婚のカードをいつ出すといいか、または出されたときにどう対処するのかを今回は考えてみます。

 

離婚のハードルは下がったのか?

 

まず離婚のハードルが下がったかというのは、本当なのでしょうか。

次のグラフは厚生労働省が調べている「離婚に関する統計」で紹介されているものです。

topisyu0314※出所:厚生労働省:平成21年度「離婚に関する統計」の概況:離婚の年次推移

 

ご覧の通り、1970年以降、ほぼ全年代で、結婚している女性のうち離婚をしている人の割合は増えています。グラフが続くと微妙なので載せていませんが、男性でも同じ傾向です。

 

同世代で離婚を選択する人の割合が増えているわけですから、離婚のハードルは下がったと言ってもいいかもしれません。ただ、一番離婚率が増えている10代でも1970年の1%から2005年の7%強への増加ですから、ものすごく離婚率が増えたわけではありません。

 

個人的には、20代、30代では離婚率が他の世代よりは高めであるため、観測者の視点の偏りもあり、「周りで離婚する人が多い」⇛「離婚のハードルが下がった」と感じているのではないかと思います。

 

最新の調査結果は来年公表されるので、もしかしたら、もっと離婚率が上がっているかもしれませんけどね。

 

離婚のカードはいつ切る?

 

私は、離婚を言い出すカードは最終手段と考えています。

 

秘密兵器を毎回のように使っていたら秘密ではなく、対策を取られたり、侮られたりします。「あなたと離婚をしたい」というのは、「もうあなたとはやっていけない」という最後通牒ですから、頻繁に離婚のカードを切っていると、相手からは「どうせ本気ではないだろう」とカードの効果を低く見積もられます。

 

また、すぐに離婚のカードを出して相手をコントロールするのに成功してしまうと、夫婦での健全な摺り合わせ方法を構築する機会を失います。気軽に離婚のカードを出すことは、怒鳴ったり、暴力を振るったりして相手に自分の言うことを聞かせるのと、それほど差がないと私は考えています。

 

相手に対して不満があれば「私はあなたの言動が不満です。改善してほしい」と言葉にして伝えるものであり、「私はあなたの言動が不満なので離婚したい」と伝えるのは、ある意味コミュニケーションを拒否しています。

 

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